Picklers

遠藤有菜 — チアリーダーからピックルボール日本代表へ。16歳の挑戦

チアリーディング部に所属する16歳の女子高生が、自主練とコミュ力でAPP JAPAN U18を制し、ピックルボールジュニア日本代表に。アジアファイナルに挑む遠藤有菜の物語。

遠藤有菜 — 16歳のピックルボール日本代表遠藤有菜 — 16歳のピックルボール日本代表

「Picklers」は、ピックルボール界で活躍する人物にスポットライトを当てるコラムです。 トッププレイヤーだけでなく、アマチュア選手、コーチ、普及者、ビジネスパーソン、コミュニティビルダー——ピックルボールの発展に貢献するすべての人を取り上げていきます。


制服にパドル。この組み合わせに違和感を覚える人は、まだ多いことだろう。

遠藤有菜(えんどう ゆな)、16歳。 栃木県出身の新高校2年生。

チアリーディング部に所属し、 放課後はスタバに行ったりもする。

どこにでもいる普通の女子高生だ。

普通の女子高生の日常普通の女子高生の日常

ただひとつ違うのは、この子がピックルボールのジュニア日本代表だということ。

中学時代はソフトテニスをしていた。 中学時代、ソフトテニスで準優勝中学時代、ソフトテニスで準優勝

遠藤有菜という人

良い意味で日本代表みたいな感じは全くなく とにかく人懐っこい愛されキャラ。

私自身ピックルボールを2回目にプレイした時に

遠藤さんとたまたま一緒することになったのだが

下手な私が相手でも楽しそうにしてくれたのが印象的。

特にコミュニティスポーツであるピックルのアイコンに相応しい人柄である。

高校生でピックルボールを知っている人はまだ少なく、U19日本代表に選ばれたことも仲の良い友達くらいにしか言っていないそう。学校ではピックルボールもまだ「ピッコル」みたいに間違えて呼ばれるらしい笑

同世代で練習相手がほとんどいない環境だが、持ち前の人懐っこさとコミュ力で大人たちとの練習にも普通に呼ばれている。この溶け込み力が、結果的に上達スピードを加速させた要因でもあるだろう。

今回のジュニア日本代表の試合をきっかけに

さらにピックル界で活躍していってほしい。

チアリーダーとピックルボーラーの二刀流

中学まで軟式テニスをしていたものの、

受験期に親と参加したピックルボール体験会で高校になったら

始めることを決意したそう。 中学時代の軟式テニス中学時代の軟式テニス

現在は高校でチアリーディング部に所属していて、 チアがある日の放課後だけが唯一女子高生っぽく遊べる時間。

それ以外の部活がない日と土日は、ピックルボールの練習をこなす日々だ。

その練習スタイルが独特だ。

高校入学直後から、練習メニューを自分で考えている。

放課後、父親と一緒に体育館を借りて練習。 球出しをしてもらいながら、自分で組み立てたドリルをこなす。

コーチがいるわけでもない。

今のピックルボールでジュニアチームなどはほとんど存在しない為、 上位に食い込むにはこういう自律性が大事になってくるのだろう。

また、愛されキャラな性格や

コミュニケーション能力も一役買っており、

頻繁に大人の練習にも混ざっている。

普通の女子高生は大量の成人男性に囲まれると萎縮してしまいそうな気がするが、全くそんな様子もない笑

火がついたきっかけ

もっとも悔しかった経験として本人は

自身がピックルボールXに落選したことが、

ハングリー精神に火がついた最大のきっかけと本人は語る。

日本代表になるきっかけ

PCL ASIA FINAL選考会での写真PCL ASIA FINAL選考会での写真

その後、練習への姿勢も見直し、

2026年、APP JAPAN SKECHERS Open 2026のU18カテゴリーに出場した遠藤は、おそらく日本代表への足がかりとなった結果を残す。

  • 女子シングルスU18 優勝
  • ミックスダブルスU18 優勝
  • 女子ダブルスU18 準優勝

3種目にエントリーして、2種目で頂点に立った。

さらには、パドルの使用契約などの話も舞い込んできたり、

ピックルが本格化するにつれて、

本人の中でもピックル関連の仕事など、うっすらだが進路について考え始めているそう。

アジアファイナル——日本代表として世界へ

PCL Asia Rising Stars U19 日本代表PCL Asia Rising Stars U19 日本代表 写真引用:日本ピックルボール協会

APP JAPANでの活躍が認められ、遠藤はPCL Asia Rising Stars U19の日本代表に選出された。

2026年3月31日から4月6日にかけて、中国・海南島で開催されるアジアファイナルに出場する。

初めての海外大会。

遠藤はこう語っている。

「大きな舞台で結果を残すことができれば、少なからずニュースになったりすると思います。それが、色んな人、特に同世代のピックルへの一歩となれば嬉しいです」

アジアファイナルでの活躍を期待したい。


制服を脱いでコートに立てば、この16歳は日本を背負うアスリートだ。

遠藤有菜の物語はまだ始まったばかり。PickleCityはこれからも追いかけ続ける。

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